にちじょうの感想ノート

無職が日常で思ったことを呟く

お祭りの手伝いボランティアいってきました

久しぶりの投稿です。
履歴を見たら約1か月ぶりでした。主観的には最後の投稿から2,3か月経っているかと思っていました。

 

普段お世話になっているNPO法人の誘いで、
「お祭り当日のお手伝い」x2日間と
「翌日のゴミ拾い」
に行ってきました。

 

ボランティアは自主的に参加した記憶はないです。
今回が初めての体験かもしれません。

ボランティアといえば、学生の頃は内申の足しにしたい人がやっていたりしましたね。なんか気持ち悪いなと思っていた気がします。

ボランティアってなんか自分とは別の種類の人間がやることのように感じていました。

 

やってみた結論から言うと、
結構よかったっス。

 

祭りは3日間でした。

初日は、平日の昼間にゴミ捨て場の担当でした。曜日的に子どもが多く、子供好きな自分としてはふれあいが楽しかったです。

最終日は、晩にゴミ捨て場の担当でした。休憩時間には他のゴミ捨て担当と一緒に件のNPOがやっている出店に行ってタダでかき氷食べてきました。おいしかったし、出店者たちとも喋ったりして楽しかったです。

 

ふだん祭りに行っても(行かないが)特にやることはなく退屈しがちですが、
なにか「役割」があると、祭りに参加するほぼ誰とでも話すことができました。

道行く人々がゴミを持って分類に戸惑っているとき、「それはこっちだよ」とか、
分類してくれて捨ててくれた後「ありがとうねー」とか
多くの人に声を掛けました。
「役割」がなければ、まずできないことです。

スタンプラリーのQRコードが読み取れないというので、自分でダウンロードして調べたり、手で日陰を作ってQRコードに映り込んだ光の反射を抑えたり、
別のスタンプの設置場所を一緒に探しに行ったりもしました。
こっちは頼まれて当日行っただけですが、道行く人からすると私も「祭りの運営者」として映ったようで金魚すくいの出店はあるかとか聞かれたりもしました。

 

あと、代価をもらってないので対面する人と平等な態度で対応できるのも心地よかったです。
金をもらっていると、
サービス享受者は「金を払っているんだから」と上から目線になりがちだし、
サービス提供者も「お金をいただいているんだから」とかしこまったり、いざという時強気に出られなかったりするように思います。

お金をもらえなかったですが、
他のメンバーが出店しているところで金銭を払うことなしに商品をもらったり、
まかないをもらったり、
道行く人に飲み物をもらったりしました。
もらったものを購入価格に換算して、私が払った交通費と労働力と天秤にかけると「損をしている」かもしれません。

ですが、どちらもそう振舞わなければならない必然性がなく、
「頑張ってくれてありがとう」とか、
「はたらいている人をサポートしたい」とか、
「一緒に祭りを楽しみたい」とか、
そういった思いが原動力となって、モノや労働力がやりとりされるのは自分にとって新しくも何か満たされるような社会関係、循環だなと感じました。

前にポッドキャストVoicyで西野氏がオンラインサロンでは体験のためにお金を払ってイベントの運営をやりたがる人がたくさんいると言った話をしていましたが、じぶんでやってみてたしかにこれはこれで中々に「価値」のある体験だなと思いました。

祭りの後には、ゴミ拾いをして、街がきれいになって、やっと祭りが終わったな、という感じがしてすっきりしました。私の場合、祭りは参加者としてよりも運営側で参加した方が楽しめるのかもしれません。

時間と体力のあるフリーターだからこそできたことだと思います。また機会があればボランティア、参加しようかなと思います。