にちじょうの感想ノート

無職が日常で思ったことを呟く

好きなポッドキャスト #1 ゆる言語学ラジオ —蘊蓄おじさんに刺さるコンテンツ—

みなさんは「ポッドキャスト」、聴いてますか?

ネットで聴けるラジオのようなものです。
動画と音声の両方を備えたYouTubeコンテンツの音声限定版と言ってもいいかもしれません。

ポッドキャストとは

間違ってたら怖いので一応ググってみたら、以下の説明にヒットしました。

ポッドキャスト(Podcast)とは「iPod」と「broadcast」が組み合わさった造語です。音声や動画などのデータをインターネット上に公開する手段、またはそのサービスを指します。

www.notta.ai

ポッドキャストの「ポッド」って、iPodからきてたんですねー。
動画コンテンツも含むのは知りませんでした。

 

聴き始めのきっかけは、数年前にAndroidからiPhoneに切り替えたとき、
デフォルトでポッドキャストが入っていたことです。

最近聴いている、
あるいは過去に聴いていたポッドキャストをつらつら書いていこうと思います。
意外と長くなっちゃたので、今回は1コンテンツだけ紹介します。

 

ゆる言語学ラジオ

直近で聴き始めたのは、「ゆる言語学ラジオ」

yurugengo.com

結論をまず書きます。
最新回はふざけてて微妙だったけど、
過去回はまだ真面目な内容でとっても興味深いラジオでした。

私はもともと、「ゆる哲学ラジオ」を聴いていました。
そこで度々話に出てくる「ゆる○○ラジオ」の草分け的存在らしい「ゆる言語学ラジオ」を聴いてみよう、という気になりました。

新しい回から聴き始めたら、クイズ系ポッドキャストとのコラボ企画でした。
クイズバトルをしていましたが、大分こなれた段階であるせいか「うぇーい」みたいなノリでした。
初回リスナーからするとついていき難かったです。

また、答えは簡単なものという設定なのに、
ゆる言語学側の人が難しい単語で回答を出していました。
そして、間違っているのに「教養ありすぎてゴメン」みたいなノリで通していました。それも違和感を感じました。

しかし、第一回から聴いてみると「単語」のすごさや、日本語や英語の語源の話など、蘊蓄おじさんである私に刺さるような知的好奇心を掻き立てる話題ばかりでした。
特にメインホストである水野氏の教養の広さ、語りのうまさには舌を巻きました。
私もいろいろと本を読んだりしてきたのですが、その場では「分かった気」になっても、すぐに内容を忘れてしまい、なかなか人前でその内容を語ることができないんですよね。
だから、それができる人は尊敬するし、羨ましいなとも思います。

私も学生の頃、言語学の授業をとっていました。
そこでは、ふだんは無意識に利用している言語の構造や意味を知ることができました。
それは新鮮な感動の連続で、とても興味深い学問だなと感じていた気がします。

日本語非母語話者の友人に日本語の質問を受けたときも、「なんとなくこんな感じ」という回答ではなく、理由や意味をきちんと伝えられたという実益もありました。

塾で国語も教えていたので、そこで語る際の自信にもつながりました。

もともと言語学に興味がある人も、そうでない人にもおすすめのポッドキャストです。

 

ポッドキャストは、
本を読んで目が疲れたとき、移動中、あるいは寝る前にも消費できる優秀なコンテンツなのでもっと広がってもいいんじゃないかな、と個人的には思ってます。

みなさんにもお勧めします。