自宅謹慎
まだ、数日はコロナのため、外出は控えることになる。
5日目に症状が軽減していれば、翌日からバイトを再開できるって病院で言われた。
ググったところ、症状が出たときから5日間を過ぎると移す可能性が大幅に減るらしい。それが先の案内の根拠となっているのだろう。
厚生労働省「感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A①」
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/001087453.pdf
私は今フリーターなので、有給もなくこの間は無給となる。
コロナってなんだっけ
そういえば、コロナ、コロナってみんな言ってるけど、自分は無関心で今まであまり実態を知ろうとしてこなかった。
軽くコロナ話を書いてみる。(医学の素養は全くありません。一応ソースはなるべくのっけるんで、ご自分であたって判断してください。以下は、暇人の戯言として聞き流してください。)
コロナウイルス自体は風邪の原因となるウイルスで1960年ころにはすでに発症例が確認されていたらしい。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.city.kuki.lg.jp/kenko/korei/zaitaku-kaigorenkei/rennkeikaigi/kaigiroku/reiwa2dai1kai.files/siryou6-4.pdf
なんかコロナっていう新しい病気が流行り始めたと勝手に思っていたので、既に存在している奴の亜種だったというのは軽く驚いた。
コロナの語源
『NHKスペシャル 人体vsウイルス ―驚異の免疫ネットワーク―』(NHKスペシャル「人体」取材班・坂本志歩、医学書院、2022、p.12)に、新型コロナウイルスのCGが載ってる。それを見ると丸いやつにブロッコリーの一房がたくさんぶっ刺さってるみたいな形をしている。
このブロッコリーがスパイクタンパク質と呼ばれるらしい。スパイクって尖ってるやつみたいな意味だよねぇたしか。
これがコロナ(ギリシャ語で「王冠」の意)に見えるからコロナウイルスって言うんだって。ビールのコロナも同じ語源なのかな。
今流行りのウイルス名は「SARS-CoV-2」(新型コロナウイルス)といい、このウイルスが引き起こす感染症を「COVID-19」(新型コロナウイルス感染症)というんだと(坂本、p.8)。
約20年前に中国で流行ったサーズ「SARS」と名前がほとんど変わんないんだねぇ。
Severe Acute Respiratory Syndromeのアクロニム、頭文字を持ってきた単語らしい。日本語だと「重症急性呼吸器症候群」(坂本、p.6)。
「COVID-19」の方は、「COronaVirus Infectious Disease, emerged in 2019」に由来するそうです。
19ってのは、最初に発症が報告された年にちなんだものだったんですね。
単純に「コロナ」って言うと普通の風邪の原因のやつも含むから、「新型コロナウイルス」って言った方が正確ですね。まぁ、面倒だしそんな突っ込みをしてくるやつはあまりいないと思いますが。
普通の風邪の10%-15%はコロナウイルスのうちの4種が原因だそうです。
国立感染症研究所より
新型コロナウイルスの増殖のメカニズム
新型コロナウイルスは体の中で何をやってるんだろ、と思って上掲の本を覗いてみたんですけど、結構複雑な仕組みでした。
だからニュースとかほとんどの本ではウイルス自体じゃなくて、政府の対応叩きとかやってるのかなーとか思っちゃった。小難しくて視聴者数稼げなさそうだし。
このウイルスさんは、人間がタンパク質を作り出す仕組みをハックして増殖しているらしいです。ウイルスって言うのは自己増殖できないから生物に分類されず、人とかの宿主を利用して増えていくようです(坂本、p.12-13)。
タンパク質を作る流れは「DNA⇒RNA⇒タンパク質」。
詳しい仕組みについて引用します。
まず細胞の中心部にある核の内部でDNAの塩基配列が読み取られ、メッセンジャーRNA(mRNA)がつくられる。次にこのmRNAの塩基配列を細胞質の中にあるリボソームが読み取って、アミノ酸配列に変換することでタンパク質がつくられる。(坂本、p.13)
DNAは、タンパク質をつくるための元になる情報が入ってるやつという理解です。
RNA(リボ核酸)は一般的な名前で細分化するとmRNAとかtRNAとかいろんな役割を持っているやつがいるようです。
アミノ酸はタンパク質を構成するやつです。トレーニング中とかさっさとエネルギー補給したいときはタンパク質(プロテイン)じゃなくて、アミノ酸を摂取したりしますよね。たとえば、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)とか。
細胞内に新型コロナウイルスのRNAを放出して、タンパク質を作り出しているそうです。しかももともと使われる予定だったヒトのRNAを切断したり、出てくるとこを塞いでジャイアンのように独り占めしてるみたいです。すごいやつですね(坂本、p.30-31)。
新型コロナが人の細胞に侵入するやり方、スパイクタンパク質を人の細胞表面にあるACE2に結合させるとことかよくできてて書きたかったけど、単純に上掲本の書き写しをひたすらする感じになっちゃいそうなのでやめときます。
この本、大きいCG画像がたくさんあって分かりやすく書こうとしている姿勢が伝わってきました。ただし、正確性も重視してるので結構専門用語も出てきます。高校で全然勉強してなくて、生物や化学をとってなかった身としてはちょいちょい調べながら読む感じになりました。まだ読んでる途中です。
まだ読んでないですが、免疫とかワクチンの話も出てくるみたいです。興味のある方にはお勧めします。